猛暑だ。激務だ。朝イチで九段下オフィスへ。すぐにバイク便で印刷所からゲラが届く。一心不乱にゲラチェックしていると、隣りデスクの女性から「徹夜ですか?」と聞かれる。臭いか? 臭いなのか? 猛暑だ。鈴木成一デザイン室から某単行本用の原画が届いたとの連絡。A3用ブリーフケースをかついで代官山へ。「でかいよ」とは聞いていたが、本当にでかい。畳一畳ぐらいある。ブリーフケース無意味。幸い画家が専用のケースに入れてくれていたので、こわごわと電車で持って帰る。汗だく。NewsPicksのHさんから電話あり、一時間後の打ち合わせがペンディングに。正直助かった。これで夜のトークの仕込みが落ち着いてできる。
お茶の水のワテラスコモンホールで演出家・杉原邦生がいまいちばん話したい舞台人と話すトークことKUNIOトークの第二回。私は司会担当。今回のゲストは、シェイクスピア研究の泰斗・河合祥一郎先生と、成駒屋三兄弟の長男・中村橋之助丈。杉原くんとは『オイディプスREXXX』でご一緒してる二人なので、トークも弾む。解禁前情報ついついしゃべっちゃう河合先生チャーミング。橋之助さん、自分の言葉を持っていて頼もしいなあ。古典と現代劇を行き来する杉原くんの稀有な存在感。数ヵ月の間に納涼歌舞伎とギリシャ悲劇(の現代版)とスーパー歌舞伎をやるの、ちょっとすごいよね。「日本のマイケル・メイヤー」(オレしか言ってない異名)は伊達じゃない。宮崎叶夢さんも聞きにきてくれて、そのまま打ち上げに参加したかったが、すぐレスしなければならない案件がたまっており、泣く泣く九段下オフィス帰還。23時帰宅。まだ飲まない。