9年目の3.11。当時の日記を読み返してみる。変わらないものと変わったもの、変わってしまったもの。 社会の状況は確実に悪くなっているが、やれることは変わらない。
伯山ティービィーの披露目興行動画、毎日更新がひとまず本日まで(国立演芸場の公演中止は残念だが、もともと動画アップの予定はなかった)。みなさんおつかれさまでした。
久しぶりに〈珈琲西武〉で打ち合わせ。付き合いは長いが実はちゃんと仕事したことなかった売れっ子の凄腕某氏と、クイックジャパン編集長(代理)の小林くんと。これは面白くなりそうな企画。
終わって小林くんと〈三平〉で一杯。何年か前、無職だった小林くんにテープ起こしを頼んだら、かなり筋がよかったので、頼まれてもいないのにクイックジャパン編集部に電話して送り込んだ。気づけばなんと編集長代理だ(「代理」なのは続木編集長産休のため)。
テープ起こしを見れば、だいたいのことはわかる。小林くんと同時期、ある編集部経由でやっぱりすごく上手い起こしが上がってきたことがあった。名前も素性もわからないままそれを絶賛したら、編集担当が本人に伝えたらしく、次からは取材現場を見学したいと。しばらく私の取材に何するわけでもなく、立ち会うようになった。そうだよな。もし逆の立場だったら、私も同じことをするだろうと思った。いつしか私は、自分がカバーしきれない仕事を彼女に振るようになった。名前を山本ぽてというその人は、いまはライターとして大活躍している。