2020-06-26

代々木へ。オクターヴ事務所で木庭さんと打ち合わせ。新しい案件。これまた一冊丸ごと楽しいやつ。

そのまま新宿まで歩き、タイムズスクウェア。このあたりに来ると、マエケンと石川直樹と『今の時代がいちばんいいよ』のカバー撮影をした夜のことが思い出される。まだNEWoManができる前で、剥き出しの工事の足場が予感するほの暗い未来を石川直樹が切り取ってくれた。

紀伊國屋書店の前でアサトくんと落ち合う。今日は飲むと決めている。
ほどなくして、QJ小林くんがやってくる。初対面であるはずの二人が顔を見合わせて、固まっている。まったく同じTシャツなのだ。ユニクロのブラウン。今様な少し大きめサイズ。Tシャツだけじゃない。ブランドこそ違えど、黒のパンツに黒いスニーカー、おまけに黒いデイパックまで被っている。お互い苦笑いだが、そんな偶然も面白い。私はね。二人だってそうだろう。なにしろ今日は飲むのだ。

一軒目は歌舞伎町ど真ん中、開いててよかった〈ぶんご商店〉。ステイホームで二人ともいろいろ深掘りしてて面白い。あとはそれをアサトくんがQJに書いてくれいなんつっていい心地に。
ゴールデン街に移動して〈図書室〉。のんちゃんやまるちゃんいつもの常連でヲタ話。これだよこれ。清水さんもやってきたので、失恋ホストnoteのお礼を。これ読んで文学フリマで買ってくれた人、けっこういたもんな。
ちょうどLINEきて、ヤマヤちゃんが新宿五丁目に店を出したというので顔を出す。あるときは私の地元の酒場に、またあるときは末廣亭のもぎりにとこの日記にもちょくちょく登場する謎の女。雇われ店長かと思えば、オーナーなのだという。ますます謎。なかなか居心地のよいバーで、小林くんもアサトくんもすっかりくつろいでいる。ちなみに、店の名前は〈epokhe〉です。またこよう。

終電前に散会。楽しい時間だった。アサトくんと中央線で帰る。