2020-11-20

新刊『伝統芸能の革命児たち』発売日。
通常の本の場合、取次への「搬入日」は決まっているが、それがどのタイミングで書店に届いて売り場に並ぶかまでは厳密にコントロールできない。なので、正確には「発売日」を謳えないのだけど、まあ発売日だ(だいたいの版元は「搬入日+1日」とか「+2日」とかで設定している)。
久しぶりに自分の本が出るとなって、いろいろな方の厚情が沁みる。なにより読者ほどありがたいものはない。

最寄り駅の定番となりつつある喫茶店でインタビューを受ける。国際的な大手信販会社の会報誌に載るものなのでわりと呑気に構えていたら(とはいえ一号あたり130万部以上配られるらしいが)、編集部付きのインタビュアーがすごく優秀な方で、普段なら話せないような領域にまで踏み分けていく感じに。えらい楽しかったな。

東中野へ出て、大江戸線で中井。伊野尾書店の伊野尾さんより、新刊にサイン本を入れてほしいとのありがたいオファー。伊野尾書店のバックヤードに入るのは2007年の本屋プロレス以来。もう10年以上も経ってるのか。たまたまそのすぐあとに同店で購入してくれたらしいポレポレ東中野の小原くんが「サイン本だった」とのツイート。ありがたや。

再び東中野に舞い戻り、ツドイの今井くんと松田くんと落ち合い、〈丸松〉へ。昼のインタビューに続き、こちらもまた濃厚で楽しい時間。二人とも興味を軸にガシガシ動いてて、刺激になる。
二軒目は〈驢馬駱駝〉。エミさんのメキシコ話。若い二人が聞き上手なものでエミさんもテンション上がっちゃって、今度は広尾の美味しいメキシカンで会いましょう、だって。さらにオーナーの安仲さんもやってきて、こちらは中東の話。準備してた「シルクロード文庫」がついに動き出すらしい。九龍さんもなにかやってくれと言うが、むしろそこはツドイに託したいところ。