新宿で『伝統芸能の革命児たち』の著者インタビュー。これまたいままでにない角度からじっくり話を聞いてくれてありがたいかぎり。
取材終わりで末廣亭へ移動。伯山主任の12月中席も7日目。毎日の撮影編集で疲労の溜まっている岩淵監督の代わりに、トリ前まで舞台撮影を担当。本日も二階席をあける満員だが、換気のためかなり寒くなっている。おまけにカメラの回りには人がいないため、極寒といってよい。マフラーと手袋をしたまま、撮影。小痴楽師匠の「粗忽長屋」に爆笑。トリの伯山先生は「青龍刀権次」で、どことなく談志師匠の影を感じる番組だった。しかし「青龍刀権次」、松之丞時代とはスケールも解像度も段違いだな。素晴らしかった。