神田明神で「ルート9」の旗揚げ公演。いや~、面白かった。爆笑につぐ爆笑。持ち時間の短いショーケースゆえかえって9人の個性が際立ち、異様な熱気を生んでいた。若手落語家(講談師含む)ユニット花盛りの昨今だが、3人×3チームによる競技性の導入も新しく、いいフックになっている。これからが楽しみ。そして、なぜか最後列の席にターザン山本!氏がいたんだけど、あれはどういう繋がりだったんだろう。思春期にもっとも影響を受けた雑誌のカリスマ編集長であるにもかかわらず、そんな感慨をまったく起こさせないところがやっぱターザンで、むしろその期待の裏切られなさにこそ感謝したい。