2021-07-13

朝イチでananのリモート取材を受ける。インタビュアーは保手濱奈美さん。準備万端で話が早い。納品で神保町のJRCに寄り、半蔵門線で半蔵門へ。文藝春秋で、こんどはこちらがインタビューする仕事。お相手は4日連続の坂口恭平。

2時間ほど濃密な対話をして、坂口という地中深くに植えられた石山修武を発見し感慨を覚えたりもしたのだが、私は私で、坂口を通して野本三吉と出会い直しているような錯覚に陥り、不思議な時間だった。隅々にまで張り巡らされていくような。また何かが始まるのだろう。