2021-07-15

開会迫る! 作曲担当・小山田圭吾発表でひと盛り上がりってな感じだったんだろうなあ、JOCは。が、当然出てしまうよな、いじめ記事。どちらかと言えば、90年代アンダーグラウンドカルチャーから出発した人間ではあるが、あの頃のクイック・ジャパンは当時から好きじゃなかったし、もっと言えばアウトだと思っていた。その後、私が生息していたエロ本や実話誌界隈よりも品がない、というか。実際、公言もしていて、クイック・ジャパンの悪口言いすぎて、やはりクイック・ジャパン嫌いな吉田豪さんに太田出版に推薦されたのだ。そして因果は巡り、クイック・ジャパンで吉田豪さんの連載を始めた私でもある(詳しくは『サブカル・スーパースター鬱伝』のまえがき&あとがき参照)。

鬼畜系についても言いたいことは山ほどあるが、誰にも聞かれないので書かない。ロマン優光さんが『90年代サブカルの呪い』で少し触れてくれていたとおり、『村崎百郎の本』に掲載された私と磯部涼、さやわかによる鼎談がこれまで唯一、その機会だった気がする。書いたというか、しゃべっただけだが(あの記事、村崎百郎ファンをたいそう怒らせたようで、私たちのページだけ切り取って捨てたなんてレビューもあったくらいだ。それってゴミの大家である村崎百郎的には100点越えの記事ってことなんじゃないの、と皮肉じゃなく思ったな)。おそらくこの先もなさそうだ。サブカルではないし、フリッパーズ・ギターも聴いたことがない

しかし、あのクイック・ジャパンの記事、90年代とか鬼畜系の文脈で語られるのはちょっと違うんじゃないか。いじめ云々以前に、ただの差別記事だもの。あれ、当時ライターだった村上清氏がマズいよ。ツイッターで栗原裕一郎さんが怒っていたとおり、村上さんはその後もけっこうマズい。私も村上さんに対しては「そりゃないよ」と思うことがいくつかあったが、お世話になったこともなくはないので、相殺されてはいる。ただ、あの記事についてはやっぱりそう。