4月から――といっても緊急事態宣言があったので、実質今月からみたいなところもあるが、保育園がぐっと近くなった。よほど急いでなければ、コーボーと手をつないで登園している。ただまっすぐに300メートルほどの道だが、犬や花壇や駐車場でちょっとしたアドベンチャー。ひたすらおしゃべりな彼氏だが、今日は途中から無言になって、なんか寂しげ。「抱っこする？」と聞くと頷くので、抱き抱えたまま保育園まで。部屋に入ったところで、あれ、この臭いは――。おしりをトントンすると、こんもりとした手応え。寂しげなんかじゃなかった。歩きウンコとはなかなかやるな。
「POPEYE」から昨年の音楽特集で書いた原稿の再収録依頼。ムックにするらしい。本と映画とか二十歳とか危険な読書とか、こうやってまた原稿を入れてもらえるの、基本的にありがたい。なによりメールをくれた編集の子が、私が監督したどついたるねん「飯でも」のMVが好きで何度も観てるって書いてきてくれたのが嬉しすぎる。そんなとこまでチェックしてくれてる編集者、「RiCE」稲田さんぐらいだもの（……あ、タイトルが「飯でも」だから？ といまさら気づいちゃった）。
予算3万円だぜ、と無粋なことを言う。