元江戸城こと皇居外苑にて「祈りのかたち」。皇居での大掛かりな公演は約100年ぶりとのこと。
3日あるうちの最終日で、番組は能楽と狂言と琉球舞踊。いずれもよかったが、吹けよ風呼べよ嵐とばかりに強風吹きすさぶなか、二重橋を借景に当世観世太夫と観世銕之亟が霊獣獅子となって舞を見せる『石橋』が格別だった。
某パレスサイドな新聞社にいた頃、皇居側にカメラを向けてはいけないと（屋上で作家の近影撮影をするときなど）よく注意されていたので、今日も撮影をしないように気をつけていたのだが、お客さんはパチパチやっていて、もしかして二重橋ぐらいなら大丈夫だったのかもと。
