2020-06-03

六本木へ出て、駅前ビルの某編集部でしまおまほさんと石川直樹さんと私とで鼎談。東京生まれ東京育ちの同世代三人が召集され、テーマは「東京」。東京人が語る東京って意外と難しいところもあるが、しまおさんの新刊『家族って』は世田谷豪徳寺の話でもあるし、私が編集した石川直樹新刊『東京 ぼくの生まれた街』には、私たちの育った渋谷区初台、幡ヶ谷の写真が多く含まれてもいるので、そのあたりを糸口にライターさんと編集者が話を広げてくださる。個々のディテールが面白い。さて、どんなふうにまとまるのか楽しみ。

坂口恭平『躁鬱大学』が刊行1ヵ月で、早くも4刷突入。しかも今回はけっこうな部数乗せてきた。新潮社、いよいよアクセル踏んできたかも。メンタルヘルス時代のバイブルを作るつもりで編んだので、名実ともにそうなってほしい。