明け方、大森靖子ナナ週連続インタビューの最終回入稿。すべての回を合わせると3万字近くになる。提供曲のセルフカバーについて1曲ずつ聞いていく、というお題ありきの取材ではあったが、思いのほか大森靖子というアーティストのポテンシャルや全体像を捉えた記事になったのでは……というか私自身、(長い付き合いで、かつ『かけがえのないマグマ』『超歌手』という彼女の主著2冊を編集しているにもかかわらず)新たに理解の深まることが多かった。最終回は来週金曜、公開予定。
坂口恭平から「方丈記〈超〉私記」改め「方丈記大学」の第一回原稿が届く。むちゃ面白い。単行本のイメージもすでに見えている。NHKの定例打ち合わせ。こちらも全体のハコが見えてくる。夕方、「POPEYE」と「週刊金曜日」のゲラをそれぞれ猛スピードで戻しながら、この振れ幅はいいなと我ながら。