耕書日記

コーボーを保育園に送り届け、ジョギングするためいつもの公園へ向かうと、かなり大がかりなプレハブ工事が始まっている。看板によると、ワクチン接種用の仮施設ができるらしい。午後、散髪。宝塚ファンの美容師さん…

アトロクで能特集に出演。夕方、軽く回線チェックして本番。スタジオには日比アナのみで、宇多丸さんは事務所、私と「能楽タイムズ」山岸編集長もリモート出演。なにげにリモートでのラジオ出演が初めてだったため、…

新潮社へ。4時間ほど滞在して、坂口恭平『躁鬱大学』の編集仕上げと、自分が著者となる新企画の打ち合わせ。どちらもつつがなく。 ジュリアン・ベイカー新譜、一曲目から引き込まれる。高らかなシンセの音だけで身…

　冷笑は、何よりもまず自分をアピールするスタイルの一種だ。冷笑家は、自分が愚かではないことと、騙されにくいことを、何よりも誇りにしている。しかしながら、わたしが遭遇する冷笑家たちは、愚かで、騙されやす…

元江戸城こと皇居外苑にて「祈りのかたち」。皇居での大掛かりな公演は約100年ぶりとのこと。3日あるうちの最終日で、番組は能楽と狂言と琉球舞踊。いずれもよかったが、吹けよ風呼べよ嵐とばかりに強風吹きすさ…

銀座の観世能楽堂で「三人の会」。今回は谷本健吾が『隅田川』、坂口貴信が『融』でシテを務め、川口晃平が亀井忠雄との一調で『勧進帳』、そこに師匠たちの仕舞と狂言が挟まる構成。いずれも堪能。光源氏のモデルと…

『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』観た。とくに思い入れはなくしかしエヴァ絡みの忘れがたいエピソードはいくつか、といった距離感の人間だが、たしかに生きてきた時代の手触りだった。だからこそ変わるし、限…