2019-08-07

疲れてはいるが、朝から九段下オフィスへ。いよいよ佳境である。もともと読書記録を裏テーマに始めたはずのこの日記だが、この間、資料以外にろくに本が読めていない。『国宝』もまだ上巻だ(でもすげえ面白い)。本が読めないのは本を作ってるから、というのはある意味、幸せな状況かもしれないが、それでもやはり編集者が本を読めなくなったらジ・エンドである。そんなことを思いつつも、デザイナーから上がってきたカバーデザインのあまりの素晴らしさにすべて吹っ飛んでしまう。プリントアウトして、束見本に巻いてみる。正解。自分ひとりではたどりつけなかった正解、が目の前にある。

夕方、都立大学のプリコグへ。スタッフとデザイナー岡本さんと、ある冊子の打ち合わせ。私は責任編集。これかなりいいものになりそう。無料配布すると聞いた岡本さんも、「えっ? これ、ぜんぜん売れるでしょ? オレほしいもん!」とのお言葉。そうなんですよ。仕上がりがホント楽しみ。詳細追って。