朝イチ、都内スタジオへ。稀代の人気者の撮影である。が、スタジオへの道に迷ってしまう。人っ子ひとりいない路地をさまよっていると、一台のタクシーが目の前で止まる。よぎった不安は的中で、会計を済ませて降りてくる人気者。「お早うございます!」。あたかもそこで待っていたかのように挨拶をすませ、こっちですと歩き出してみたのもの、やはり道がわからない。仕方なく電話をかけ、編集者に迎えにきてもらうと、一本隣りの路地だった。入り口では某テレビ番組のクルーがカメラを回してお出迎え。秘密の撮影&取材をぶじ済ませて、正午にはバラシに。
皆と分かれて向かうは恵比寿。今度はいま会っていた人気者について、稀代のプロデューサーに語ってもらうという別媒体の取材。この流れ、まったくの偶然なのがすごい。たまたま同じ日で、時間もジャスト。でもこういうことなんだよな。周りの人間にまでグッドタイミングの波が及んでくるという。