どうやって帰宅したか記憶ないままリビングの床。気力をふり絞り、6時30分起床。渋谷ハチ公前からロケバスに乗り込み、いざ小淵沢へ。今日は一日、のろしレコードのレコーディング取材なのだ。ロケバス専門ドライバーなので、安心して熟睡。目が覚めたらそこはもう小淵沢だった。
取材は充実。松本昇大の撮影も完璧。晴れ豆スタッフ・みうらちゃんたちのつくる餃子も美味しゅうございました。なによりレコーディングされている音が素晴らしくて、ヘブンリィ八ヶ岳。忙しい日々の癒やしと言いたいところだが、その間も鈴木成一デザイン室にバイク便を飛ばしたり、都会の慌ただしさからは逃れられないのだった(そもそも小淵沢きたのも仕事なのだが)。
ロケバスで小淵沢駅。ここで別れて、松本さんは甲子園一回戦の取材へ行くという。売れっ子のサガだね。名古屋駅行きの電車まで時間があるので、松本さん、Sさんと駅前のアットホームな喫茶店でお茶をしばく。路上にやたら若者がいると思ったら、近くでゆずのライブがあるらしい。Sさんがテーブル置きの『週刊少年ジャンプ』をぱらぱらめくると、店のおばちゃんが最新号を別の場所から取ってこようかと言う。「いやいやいや」それには及ばないと伝えても、おばちゃんはどこかに電話をかけ、娘さんらしき女性がジャンプ最新号を持ってきてくれる。現行連載で知ってるの「ワンピース」だけだというSさんだが、最終的にむちゃくちゃジャンプ愛読者のふりしていた。
松本さんを見送り、再びロケバスで熟睡。目覚めたらそこはもう新宿だった。