2021-05-30

昼から下北沢シェルターへ。入り口でPOPEYE編集部の角田くんとカメラマンの松本昇大さんと落ち合い、なかでシバサキに挨拶。いちやなぎと一緒に外に出て撮影。インタビューは〈いーはとーぼ〉で。そしたらレジ横に坂口恭平『躁鬱大学』が飾ってあるではないか。「私が編集して、この人(いちやなぎ)は刊行記念ライブに出演する予定だったんですけど緊急事態宣言で延期になって、7/12にまた出演する予定なんですよ」と心の声だけで。

すでに一昨年、POPEYE音楽特集で小さな枠とはいえいちやなぎを取り上げており、復刊OliveではシバサキにNEVER SLEEPについて原稿を書いてもらい、そして、いままた新たなPOPEYEの音楽特集でいちやなぎインタビュー。それに比べて、既存の音楽専門誌の腰の重さはなんなんだと思わなくもないが、これがデフォルト。ceroだって前野健太だって大森靖子だって折坂悠太だってそうだった。いまのうちに力を溜めるが吉。

とはいえ、NEVER SLEEPも12回目だ。気づけばシェルターに5時間もいたよ。たけとんぼ、いちやなぎ、モテギスミス、クララズ、やおや、ゴルゴス。全出演者すばらしかった。というか、一つの流れだった。大海に出る日も近いが、すでに地盤に染み込んでいる。コンピだってこんなに素晴らしい。